いままでテレビや雑誌で「ふるさと納税」についての話題を目にする度に、気になってはいましたが実際には何もしないままでいました。
その理由は、「ふるさと納税」の話題が過熱する時は、必ず決まって「お礼品」としてもらえる地域特産品の話題が中心になってしまう番組が多く、『どんなにいいものをゲットできたか?!』といった風潮が主流になる状況に対して今一つ納得できないでいたからです。
とはいえ、自分が応援したい自治体に寄付をすることで、税金控除を受けられて、送った寄付が地方税としてどんなふうに使われるかということを納得して寄付できるという仕組みと考え方には大賛成なので、悩んでないで思い切って「ふるさと納税』を体験してみることにしました。
色んなサイトがある中で「さとふる」を使った理由
地域特産品をお礼品として出している地方自治体の数は1736団体あるという記事を読んだ時に、そんなに沢山の自治体から自分が寄付したい団体を選べるという嬉しさと同時に、そんなに沢山調べたら疲れてしまわないかしら?という不安がありました。
というのは私は携帯からアクセスするのが一番便利だからです。
そういう理由で、まずは最初の「ふるさと納税」体験としては無理はしない方法を選ぶことにしました。
そうなると、次のポータルを選ぶ条件としては、
- 寄付金の支払方法が簡単にできること
- お礼品がすぐに送られてくること
- 困ったときはサポートデスクに相談できること
を優先順位にしました。
ということで、流れとしては、
「お礼品を選ぶ」⇒「寄付を申込む」⇒「お礼品を受けとる日が分かるもの」⇒「確定申告する」
という流れが分かりやすいポータルを探しました。
それと、できれば寄付金方法にはクレジットカード払いだけでなく携帯のまとめて支払いやコンビニ内に設置の機械で支払いができて、もっと贅沢をいえば、困ったときにはオペレーターからのサポートもして欲しいと考えました。
実はこの条件全てを備えていたのが「さとふる」で、ソフトバンク携帯ユーザーの主人にも便利なサイトだとわかりました。
我が家は共稼ぎで子供がいないので、主人と私でそれぞれ寄付ができるのですが、私はコンビニ払いが希望で、主人は「ソフトバンクまとめて支払い」を希望していたからでした。
さとふるの悪かった点
最初に私の寄付金はコンビニ払いで私の名前で、主人の寄付金は「ソフトバンクまとめて支払い」の安心サービスで払うつもりでしたが、「ソフトバンクまとめて支払い」が携帯電話の月々の利用料金と一緒に請求とされることを知りました。
その支払方法だとクレジットカードの番号を入力する必要もなくて、安心なのにとても簡単なことに驚きました。
それなら私も!
と同じように携帯電話の契約会社のまとめて支払い利用したくて確認しましたが、悲しいことに「さとふる」では、私のようなドコモの携帯利用者だと携帯利用料金とまとめてのお支払いはできないのです!
残念!
「auかんたん決済」だって利用できるのに、ドコモユーザーの私はなんだか仲間外れにされたみたいですが、他にもコンビニに設置されている店舗端末を使って支払いができるので、インターネットでクレジットカード番号入力に抵抗がある人にはお勧めの支払方法だと思います。
もちろん「さとふる」のサイトは、ITの専門家である「SBプレイヤーズ」さんがバッチリ管理しておられるので、クレジットカード番号入力はしっかりと保護され心配は無用なのですが、単に好みの問題ですね。
さとふるの良かった点
「さとふる」の良い点は無料の会員登録が簡単にできることと、一旦会員さんになればマイページで寄付した履歴とその金額、お礼品の名前と詳細情報が記録されるので、確定申告の時には助かります。
夫婦で同じポータルを使ったとしても、寄付金の支払いを行う人の名前が「寄付金証明」と「支払記録」に記載されていれば確定申告としては何の問題もありませんから、見やすくて使いやすい画面を使って、家族一緒にお礼の地域特産品を選べるところが気に入りました。
それと、「さとふる」を使うと決める前に、現在9つある「ふるさと納税サポート」ポータルの中には、『お礼品が届くのに二か月半から半年という忘れてしまいそうなほど長い期間を待たないとお礼品が届かなかった!』と口コミに書かれていたところがありました。
しかし、おかげ様で「さとふる』の場合は、「すぐに届く」という口コミに書かれていた通りに納品日を確認できた上に、一週間程度でお届けと書かれている自治体に寄付をしたので、わくわくしている間の一週間程度でお礼品が届きました!
さとふるの総合得点
「ふるさと納税」のビギナーとして「さとふる」を評価すると、満点を100点とした場合には私は90点をつけたいと思います!
10点のマイナスが何かというと、契約自治体を毎月10自治体以上増やして下さっているとはいえ、まだ100自治体に満たない状況ですので、これは頑張ってほしい気持ちをこめてマイナス5点としました。
そしてもう一つのマイナス点は、全ての携帯会社のまとめ払いができるようにして欲しいということでマイナス3です。
そして残りのマイナス2点は「確定申告書入力」までサポートしてくれるポータルはまだないので、「さとふる」に一番最初にそのサポートをしていただきたい!というお願いをこめて減点しました。
とはいえ、総合得点90点はかなり高い得点だと思います。
これは、携帯電話からのアクセスでの使いやすさは「さとふる」がダントツだという事実を見ても、ポータルの細部にソフトバンクのグループ会社として培ったノウハウが生かされていることが得点を上げたのだと思います。